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本日はこちら、『リトル・フォレスト 春夏秋冬』です。
五十嵐大介の漫画が原作、日本でも橋本愛主演で映画化された作品の韓国版。
毎日の仕事で時には疲れてしまう。そんなときに観たら憧れずにはいられないスローライフの話でした。
🌳あらすじ🌳
恋愛、就職と何一つ思い通りにいかない日常から抜け出し、自然に囲まれた故郷に戻ってきたヘウォンは、旧友であるジェハとウンスクに再会する。2人と一緒に自分たちで育てた農作物で一食一食を作り、食事をする。そんな生活を送りながら、季節は冬から春、そして夏、秋へと移り変わってゆく。やがて再び冬を迎えることになったヘウォンは、四季を通じた日々の中でこれまでの自分を振り返り、新たな春を迎えるための第一歩を踏み出すが……。
出典:リトル・フォレスト 春夏秋冬 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
🌳語りたいポイント🌳
社会人として働いていると疲れてしまうことは、誰にだってあると思う。そんなときにぴったりなのが、この『リトル・フォレスト 春夏秋冬』だった。
都会での生活がうまくいかず、故郷に逃げ帰ってきた主人公のヘウォン。今後の進路や家を出て行った母親との関係など、悩みを抱えながらも植物を育てて、その作物で料理・食事をする様子が丁寧に描かれている。自然に囲まれた家とおいしい食事、丁寧な暮らし方、と全部が理想的なスローライフそのもの!「いいなぁ」とつい憧れてしまう。
ただ憧れの生活を見せるだけではなく、社会人生活や都会生活で抱きがちな悩みを語ってくれるところも共感度が高く、この映画の魅力の1つ。
この映画の中では、ヘウォンだけではなく、幼馴染のジェハ、ウンスクのキャリアについても語られている。ウンスクは故郷に残って就職したが、問題がないわけではない。嫌な上司に悩まされている。
都会でも地方でも、どこでも起きがちな問題。とはいえ、解決はなかなか難しい。
でも、ウンスクは、職場でカラオケに行ったときに上司の頭をタンバリンで叩く、という行動に出る。
「よくやってくれた!」
ウンスクが取った行動についスカッとしてしまった。
共感したり、憧れたり。疲れた時に寄り添ってくれる映画だった。