こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
今日の1本はこちら、『市子』。
ナゾって、真相が気になってしまいますよね。
『市子』は真実を知らずにはいられないミステリーです。
暑い夏は家の中でゆっくり社会派ミステリー。。。なんていかがですか?
👘あらすじ👘
川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、突然失踪。途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は部屋で一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。
出典:12/8(金)公開『市子』公式サイト (happinet-phantom.com)
👘こんなときにおすすめ👘
考えさせられる社会派の映画を観たい
★★★★★
ミステリーが好き!謎が解けていく快感を味わいたい!
★★★★☆
👘語りたいポイント👘
恋人が突然の失踪?しかも警察に「そんな人、存在しない」と言われた?ミステリ好きの心をくすぐる謎に、真相を探らずにはいられない!
突然、同棲中の恋人が失踪したところから始まるこの映画。
一体なぜ?
しかも警察に相談したら「そんな人は存在しないんですよ」と言われる。
え?どういうこと?
積み重なっていく「?」に真相が気になって仕方がなくなってしまう。
これまでに市子と関わったことのある人々の証言で、市子の半生が明かされていくが、
最初はむしろ謎が深まるばかり。
新たに「?」が加わったり、思わせぶりな情報だけチラつかされたり。。。
「『市子』とは何者なのか?」が知りたくて、
「はやくはやく次の情報を!」と引き込まれてしまう。
そして、だんだん市子の正体が見え始めると、
タイトルは『市子』しかない、と思わされた。
ただ単純に「市子」の正体を探る話だから、というだけではない。
他にもいろいろな意味が込められている、と見えてくる。
それはとても重くて苦しい。
名前ではなくて、叫びのように感じられた。
同棲していた恋人ですら正体が分からない。。。
そんなこと、普通ならありえない。
でも、市子の背景はとても重く、そんな存在になってしまったことにも納得してしまう。
積み重なるたくさんの「?」がすべて解決する市子の正体。。。
観始めたら、知るまでは絶対に止められない作品です!