こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
今日はこちらの『きみに読む物語』。
ひと夏の恋。響きだけでもロマンチックですよね。
どこまでも理想的な「ひと夏の恋」を味わわせてくれる、そんな映画です。
わたし的甘口ポイント(おすすめしたいところ)と辛口ポイント(そのまんまです)をご紹介していきたいと思います!
🦢あらすじ🦢
療養生活を送る老婦人(ジーナ・ローランズ)の元に、足繁く通う老人(ジェームズ・ガーナー)が、物語を読み聞かせる。 それは、1940年の夏、南部の小さな町で始まる物語。休暇を過ごしに都会からやって来た17歳の令嬢・アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出逢い、恋に落ちる。 けれど、娘の将来を案じる両親に交際を阻まれ、都会へ連れ戻されてしまう。 ノアは365日毎日手紙を書くが、一通の返信もないまま、やがて、第2次世界大戦が始まる…。
出典:きみに読む物語 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
🦢こんなときにおすすめ🦢
ひと夏の恋物語を観て、夏を全力で感じたい!
★★★★★
少女漫画が好き!王道のラブストーリーが観たい!
★★★★☆
🦢甘口ポイント🦢
ベタすぎるくらいベタなひと夏の恋の映画。主演2人の演技でキラキラ感が全開!
夏のあいだだけ田舎にやってきたお嬢さまと身分違いの恋に落ちる。
そんな王道の「ひと夏の恋」が語られていく本作。
激しくおたがいを愛し合うんだけど、親の反対にあったり、ぜんぜん違う進路にすれ違ってしまったり。。。
アリーとノアの恋のゆくえは、お約束どおりでベタすぎるように思えなくもないほど。
それでもこの恋愛模様が魅力的。
舞台は1940年のアメリカ南部。
気持ちよさそうな明るい陽射しや、陽気な音楽、レトロおしゃれな洋服、とロマンチックさを盛り上げる要素がいっぱい。
そしてなによりも、主演のレイチェル・マクアダムスとライアン・ゴズリングがとってもすてき。
お嬢さま、アリーはしょっちゅう「キャーッ」と叫びながらノアのところに走ってくる。
その様子はぜんぜん嘘くささがなくて、アリーの明るさやノアへの恋の激しさを
「これでもか!」というほどに感じさせてくれる。
ライアン・ゴズリング演じるノアも説得力がある。
個人的に身分違いの恋は、つい冷めた目で見てしまう。
だって、現実には恋愛感情だけではどうにもならないことがたくさんあるじゃないか。
でも、ノアは「たとえ貧乏でも好きになってもおかしくないかもな」と思わされてしまった。
見た目のかっこよさだけではなくて、アリーを見つめる目の優しさや真剣さに心打たれてしまう。
見た目もかっこいいんだけど。
とくに、夏が終わってアリーが去ってからのちょっと崩れた感じがハマっている。あんなに無精ひげが似合う人なんてなかなかいない。
そんな2人のストーリーは、なんとなく先が読めたとしても十分に楽しめるポイントがたっぷりです。
🦢辛口ポイント🦢
(※あくまで個人的感想です。ご容赦ください。)
この映画の良さでもあるけど、アリーとノアの恋のゆくえはかなりベタで王道。
新鮮さを求めているときは、あまり向かないかも。。。
そして、「悪役がいない」と言ってもいいほど登場人物がみんな良い人。
そういう点も人によっては現実味がなくて「ご都合主義」と感じてしまうかもしれません。
🦢まとめ🦢
王道ではあるけど、魅力もたくさん、「ひと夏の恋」をギューッと濃縮したような映画です。
そして、最後には「全米が震えた」というキャッチコピーもうなずける感動のラストが待ってます!
夏が来るたびに観たくなる、思い出の1本になるかもしれません。